夫の墓には入りません
垣谷美雨さんの「夫の墓には入りません」を読んだ。
この作家さんの本は、実際にあるような、どこかの誰かに起きている日常のような、いつか自分が生きて行く中で遭遇するかもしれないようなエピソードに、小説的なストーリーを加えた感じがなかなか面白く、読みやすく、最近何冊か読んでいる。
まあ、本編とは関係ない部分だけれど、夫が何を思っていたのかついにわからなかった。そして妻は、夫は私が何を考えているかわからなかっただろう、いや、わかろうとしていなかったのではないか、といったようなことを思っているくだりがある。
そうよ〜。
ほんと、そう思うよ〜。
先日、私が、実家の親と言い合いをしていた時、夫が、私に言い過ぎだと間に入ろうとした。
他人のあなたとは違います。
15分後には、その日のご飯何にするか普通に話しあってるし。
そんなレベルの言い合いよ。
でも、そんなレベルの言い合いだって、夫としたことあるかな?
そんなレベルの言い合いでも、亀裂が走りそうな、薄い関係だもんね。