一言ですら話したくない
離婚しない理由の一つに、手続きが煩わしい、というのがあるらしい。
お互いが合意してたとしても、届け一つで済むかといえばそういうわけにもいかず、財産分与であったり、何かと片付けないといけないものがあるだろう。
そうなると話し合ったりしないといけないわけで。
離婚に至るまでの状態になったら、理由はどうあれ、相手と話すのもしんどいのではないかと推測する。
私が目下達成したいのは家庭内別居。
我が家には納戸のようになっている部屋が一つある。
今は夫と同室だけど、一緒の部屋でいる理由もなければ、いたい気持ちもない。
夫の帰宅後、休日、夫の姿を見ないでいられる場所が欲しい。
納戸を部屋として使うならば、中にある夫の物を片付けないといけない。
それを片付けてという一言を言うのすらも煩わしい。
それを言ったら、部屋を分けたい話やらなんやら話さないといけないのがしんどい。
その話を切り出すことに腰がなかなか上がらず、もう数ヶ月悶々としている。