仮面夫婦、それから

セックスレスのドツボにはまった毎日から穏やかな心を取り戻すためにドロドロを吐き出すブログ

性格の不一致

英語ができないわけじゃないけど、特に話したいとも思わない人が、日本語だけでコミュニケーションがとれる環境で、わざわざ英語でも話そうかなって思わないような状態を、英語⇒セックスに置き換えたのが夫の感覚なんだろうと思う。


離婚理由の性(格)の不一致ってこういことなんだろうな。

それまであった夫へのうらみや怒りがなくなった。

むなしさだけ強くなった。


これまで、同年代や少し年上と思われるする人がそこそこ大きい子から小さい子まで何人か連れていたり、失礼だけど、体型のかなり立派な人が小さい子を何人も連れていたりするのを見たりした時に、自分の何がダメなのか、落ち込んだ。


年齢は当然いくものだけど、年に比べて老け込んでいるわけでもないと思うし、加齢でシルエットが昔と同じではもちろんないものの、体重も結婚当時と変わらないからそこまで変貌していない。

家にいる時も、チャイムが鳴っても外に出られないような格好はしていない。


そもそも、結婚した頃でも、夫はそこまで積極的な人ではなかった。

つまりは、そういうことではないのだ。


夫と私は違うタイプの人間なのだ。

改善とかができる問題ではなく、そもそも違うコミュニケーション手段を持つ人間なのだ。

それに気が付かずに結婚したのは私だ。

夫が悪いわけでもなく、私が悪いわけでなく、若い時は見えにくかった部分が、年を経て現れてきたのだ。

そもそも結婚相手としてお互い不適当だったのだろう。


どんどん年をとっていく、レス期間が伸びていく、それまでは毎日が焦りでつらかった。

それに気がついてからは、今までより毎日が過ぎていくことがつらくなくなった。


経済力があるわけでないので、離婚して貧困に落ちたとしても、自分1人ならいいけれど、子どもに負担はかけられない。

置いて出れば、心の面でどうなるのか心配でならない。

さらに、離婚理由が性の不一致、なんて、子どもがますます傷つくだろう。

今まで10年近くセックス=コミュニケーションレスでもなんとかやってきたんだから、子どもが大人になるまであと10年くらい、頑張れる。


毎日が過ぎるということは、あと10年に向けて進んでいるということ。


と自分に言い聞かせる。