仮面夫婦、それから

セックスレスのドツボにはまった毎日から穏やかな心を取り戻すためにドロドロを吐き出すブログ

どこから

今の気持ちは整理されてるんだけど、そこにいたる感情や状況の経緯をどう整理していったらいいかな。

最初からっていうのは難しそう。

遡ったら、いつか原点(笑)にたどり着くかも。

でも、後から後からぽろぽろ色んな記憶がよみがえってくるので、行きつ戻りつ、かな。


セックスレス、って言葉を知らなかったわけじゃないけど、我が家がまさに該当しているとは、なぜかちらりともそれは頭をかすめず、つらい毎日をすごすこと約10年。


妊娠出産で子どもで生活のほぼがいっぱいで、時代はガラケーからスマホになってたけど、スマホで検索、なんて頭も気持ちも時間も考える余裕がなかった。


産後、私は夫を拒否してたわけではない。

誘ったことだってある。

当時から、疲れてる、眠い、明日がしんどい、そして、子どもがいるところでは気になるからしたくない、という返事。


あげくに、子どもの夜泣きで眠れないと夫が寝室を別にし、子どものことは私がちゃんとしないと!と子どもに合わせて昼も夜も時間を過ごすうちに、夫といる時間もさらに減った。



あんなに子どものことばかり考えて毎日すごしてたのに、なんだか子どものことに全力投球できなくなってきた自分に気がつき、子育てに関心が薄まっているような気がし、そんな自分に不安になった頃、やっと自分の時間が持てるようになった。

で、最初は子育てのことなんかをスマホで色々調べ出して、レスの話に行き当たり、え、うちはこれではないか!と…。

そして、レスの定義やら、世間様の平均回数なんかを知ってしまい、心底落ち込む。



子どもが小さい頃、夫が単身赴任に。

その頃は、子どものちょっとしたことが許せなくて、自分でもおかしいくらいにヒステリックに怒っていた。

夫や父は、なんでそんな些細なことでそんなに怒るようになったのかと驚いていたみたいだし、母は病的に更年期が早期にきてしまったのではないか?とも思っていたらしい。


単身赴任家庭で、子どももまだ小さく、常に神経が張り詰めているから、そのストレスかと思ってたけど、今振り返るとそれだけじゃない。


というか、そもそも、そのストレスを癒してくれるどころか、さらにきつくさせる夫。

最後にいつしたかわからないような状態で単身赴任が決まり、行く前くらいはする?…と思ったのに、そのまま何もなく行ってしまった。

単身赴任先から月に1.2回帰ってきても、疲れた、と寝てばかりの夫。

もちろん夜も。

交通費もかかるし、単身赴任先に帰る時に子どもは寂しがって泣いて大変だし、もう帰って来てくれなくていいと思った。