仮面夫婦、それから

セックスレスのドツボにはまった毎日から穏やかな心を取り戻すためにドロドロを吐き出すブログ

育つもの育たないもの

大型ショッピングセンターのフードコートに行く機会があった。

周りには、小さな子の食事の世話を交代でしながら、慌しく食事する夫婦が沢山。

あんな時もあったのにな。


そんな頃は既にレスで、それを気にはしていたし、つらい気持ちもあったものの、休む間もなく1日が終わり、毎日が過ぎていくのがあっという間だった。


私も若く、いろんなことに余裕がなかった。

時間のなさやその他諸々により、情報量も少なく、生活視野も今より狭かった。


当時の私が今の私なら、現在の状況は違ったかもしれない。

今さら言っても、どうしようもないことだけど。


誰だって若い時があり、年を経るもの。

人としては自分なりには成長していると思う。

親としても多少はね。

でも、同じ時間をかけても、夫婦としては結局なにも育てられなかった。


時間をかけて気がついたのはそのことと、どちらかが悪いのではなく、いろんなタイプの人がいるということ。

私たちは違うタイプの人間で、努力や気づかいで溝を埋めることをしなかったため、溝はもう埋めることができず違う陸地になってしまった。

言語の違う陸地なので、向こうに住むのは私には苦痛。

その言語を覚えてまで住みたい魅力も感じません。