一緒に歳をとるということ
基本、夫と目を合わしてしゃべることがなくなって、1年半越え。
日常、たまに夫が視界に入った時にびっくりする。
なんか、小さくなったな、って。
たんに姿勢が悪くなってきたってことだけど。
子どもと同じくらい接していたら、きっとそんな風に感じる程の変化じゃないはず。
明らかに成長している子どもより変化を感じるって、どうよ?
髪が減ろうが、肌が汚くなろうが、歳がいくからしょうがないことだし、前ならお互い様だな、って思ってたことが、なんだか受け付けない。
夫がそうなっていくのが嫌とかそういうことではない。
もう、夫の外見がどうとかには全く関心がむかない。
受け付けないのは、夫の老化を見ると、自分も同様に老化しているのは間違いないな、と改めて思うこと。
美魔女を目指す!とかそういうことは毛頭思わないし、外面の老化は人間だから当たり前。
でも、自分自身も、ふとした時に、背中丸くなってる!とびっくりして姿勢を正すことが、最近よくある。
外に見える部分が老化するということは、当然見えない部分も同じこと。
じょじょに筋力や内臓が衰えていくのが心配。
体が元気じゃないと、気力も出なくなりそう。
親だって歳がいく。
子どもが独立した時、親がまだ元気でいてくれるかな?
元気でいてくれても、私が思うように動ける時間はきっとすごく長くはないはず。
その期間で自分を取り戻したい。
一緒に歳をとるって、難しいことだったんだな。
一緒にいるのが当たり前で変化に気づかず、ある時2人とも歳いったね〜、って気がつくとか、もうそんな未来はない。
相手の老化で、自分の老化を推し量り、自分だけはなるべく健康に歳を取っていこう、と時々夫を視界の端でチェック。