久しぶりに涙した。
夫のこと、自分の人生、お風呂で毎日泣いていたこともあったけど、もう泣くことすらなくなってだいぶたつ。
辻村深月さんの「家族シアター」
最終話の
「忘れないでね」
のところで涙が溢れた。
私の両親と私の子どものことが頭に浮かんだ。
夫に気持ちがなくなってから、本能的に夫の子どもを欲しいとも思わなくなった。
なのに、久々にまた赤ちゃんを抱きたいと思った。
私が産めば、私の子どもだし、両親にとっては孫。
父親が夫だろうが誰だろうが変わらないということ。
年齢的に現実的ではないけれど、もし、私が子どもを産みたいと言ったら、気持ちはなくても夫は協力してくれるだろうか。